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・山下残『せきをしてもひとり』@VACANT。原作尾崎放哉。山下さんの作品は初めてだったのだが、非常に面白かった。アイデアはもとより、その処理と実現の仕方に、鋭い批評性と才気を感じた。四月の『大洪水』も楽しみ(タイトルはル・クレジオ?)。
・岸田戯曲賞は『わが星』で柴幸男が受賞との速報(を宮沢章夫さんのツィッター経由で知った藤原ちからからのメールで知る)。柴さんおめでとう! 各審査員の講評を読めてないので未だ詳細はわからないのだが、しかしこれで一気に幾つかのステップが思いがけず踏み越えられたのではなかろうか。今日び流行りの言い方でいうなら「演劇Ver2.0」が呆気なく到来してしまった感じ。さあ、どうする? ・深夜、つまらないことで厭な気分になる。 # by plexplex | 2010-02-09 10:55
「PIANO,GUITAR(はもちろんレイ・ラッセル),BASS & DRUMS 1970-71」と「STILL SOME LIGHT HOME RECORDED ALBUM 2009」の2枚組。こんなの出てたんだ。目茶苦茶素晴らしい。
![]() ![]() ![]() # by plexplex | 2010-02-08 13:30
![]() 本作の造物主であるcore of bellsとの二度目の出会いは笑劇、いや衝撃であった。一度目の出会いにおいてはまだしもハードコアパンクバンドと呼ばれ得るような範疇の佇まいであった筈と記憶していた彼らが、数年を経た再会の場においては、ほぼ完璧にカテゴライズ不能の、というかそもそも音楽と呼ばれ得るような範疇にさえ収まり切れないような、なぞなぞめいた謎の頓知と、諧謔に充ち満ちた機知と既知、じゃなくて未知とのおおらか且つ真剣なる遭遇ぶりを発揮し捲っており、私は目眩めく驚きとともに(頭の中で)爆笑し、同時に(心の中で)深く感動したのだった(いわゆる心脳問題)。音楽だとかろうじてホースと天狗と狐、寧ろ音楽以外であればチェルフィッチュ以降のメタ演劇(例えば東京死錠や岡崎藝術座とか)、手塚夏子や神村恵のメタダンス、或いは福永信や青木淳悟のメタメタ小説、横山裕一のメタメタメタ漫画などと相通じる、世界の原理と芸術の根底を厳かに照らし出す、それでいて余りにも面白過ぎる表現が、ここには詰まり捲っている。でもって考えてみれば、ハードコアでありパンクであるとは、そもそもそういうことではなかったろうか? # by plexplex | 2010-02-05 17:05
![]() Celebrating the first 10 years of the festival, this set contains over 11 hours of audio, a beautiful booklet and a feature length documentary! 20 incredible performances were painstakingly selected by committee from the rich festival history to be shared on one DVD as .wav files* (the best way to fit so much high quality audio). The artists featured on this disc are: David Grubbs, Lee Ranaldo + Dean Roberts, Martin Tétreault, Oval, CiNdy (Sam Shalabi + Alexandre St-Onge), Tomas Jirku, Michael Dumontier, Tim Hecker, My Kingdom for a Lullaby (M. Grill, C. Kurzmann, B. Roisz + M. Siewert), Taylor Deupree, Jason Kahn, i8u, Aki Onda, 3x3is9 + Bernhard Günter, Scant Intone, crys cole, Steve Bates, Sawako, Fletcher Pratt and Oren Ambarchi. The second disc contains a feature length documentary created by Canadian filmmaker Caelum Vatnsdal. With extensive video footage culled from our archives alongside interviews with festival directors past and present the film not only gives a great overview of what s+r is all about but also provides a rare opportunity to witness incredible performances and events that have occurred at the festival over it's first 10 years. Featuring several of the artists listed above as well as Peter Brotzmann, Otomo Yoshihide, Christian Bök, Ken Gregory, Steve Heimbecker, Kaffe Matthews, Alexis O'Hara, Peter Cusack, Mitchell Akiyama, Not Half and many more... This set serves as an incredible archive of audio art, a document of an important Canadian sound festival and simply put an amazing catalog of work! # by plexplex | 2010-02-05 16:48
熟慮の末、Twitterはやらないことにしたので、このブログをなんとなく再開します。
今日は朝からずっと、清野とおる『東京都北区赤羽』の待望の3巻(超面白かった!、赤羽に住みたくなるね)と、三島衛里子『高校球児ザワさん』1〜3巻(評判に違わぬアンビエント・フェティッシュな魅力に陶然!)を読んだりしつつ、ダニエル・デネットと東浩紀の書評を書いてました。 そしてこれから出かけます。 # by plexplex | 2010-01-18 17:12
ムサビに向かい中。
昨日は嵐(!)にかんするサイゾーの取材を受けてから(全シングルを聴いてベストテンを選ぶ)、詩の同人誌トルタのインタビューを受けた。でも長時間だった割には何故かほとんどまったくインタビューにはならなかったのだった。あれで大丈夫なんだろうか? あれこれあって、やや気ぜわしいです。 # by plexplex | 2009-09-29 13:28
昨日は、まず午後1時より代官山の晴れたら空に豆まいてでサンガツとNew Residential Quartersの「箱庭療法」。はじめて生で観たNRQ(でも中尾さんが居なくてトリオ)はギター、ウッドベース、二胡の絡みが思いのほかワイルドだった。けっしてのほほんと聴かせてくれる音楽ではない。アルバムも録り終わってるそう、早く聴きたい。サンガツはここウン年突き詰めてきた前人未到の試行が最早完全に完成の域に達している。はっきり言って独創性は世界随一だろう。
続いて六本木に移動し、白兵衛ラーメンを食し、ABCを覗いて、椿屋で眠って(?)、ヘアスタ4時間@SDLX。といっても最初の1時間しか居られなかった。いつものループ&変調が延々と続く中、久下さんのドラムが入ってきて、東野さんが踊り始めて、名前を出していいのかどうかわからないビッグゲストがギターを弾き出したところで泣く泣く会場を後にした(伊東さんはあの後光ったのだろう)。 そして明大前でHOSE。喜怒哀楽、生老病死、栄枯盛衰のすべてがある音楽だと思った。そして服部君と踊った。 音楽の底知れなさを存分に思い知った一日でした。 # by plexplex | 2009-09-28 11:34
![]() これらを聴くと、90年代の海外のポストロックとはニッポンの70年代〜80年代のフュージョンの再来であったのだという歴史的事実がわかります。 # by plexplex | 2009-09-27 11:59
吉祥寺サンロードのさかえ書房で、小島信夫『現代文学の進退』、川村二郎『日本文学往還』を、百年で岩野泡鳴『泡鳴五部作(上下)』文庫と古井由吉『招魂としての表現』文庫を買いました。
法政。phallusorはギリで間に合わなかった。マイスペでチェックしていて観たかったので残念。ドラム抜きの蓮沼チームは、蓮沼君は非常にナーバスになっていたのだが、あれはあれで全然よかったと思った。SJQは相変わらず思い切り魅せてくれた。なんであんなにカッコいいんだろう。ROVOもボアもコーネリアスもB'zも彼らをフロントアクトに呼ぶべきだと思う。打ち上げで見せてもらったPVも途轍もなく素晴らしかった。まもなく公開されると思うのでお楽しみに。 # by plexplex | 2009-09-27 11:48
記録と記憶。再生と再話。からだと出来事の相関が、これほどスリリングかつエロチックになり得るとは!
で、いま法政に移動中。 # by plexplex | 2009-09-26 18:55
![]() 冒頭に置かれた謎が非常に魅力的(カフェでトイレに行って戻ってきたら、それまで一緒に談笑してた筈の友達が皆、自分のことを知らないと言い出す…)で、思わず前のめり気味に読んだ。でも漠然と期待していたのとは相当に違った方向へと話はどんどん捻れていって、またその捻れ方は率直に言うと僕の好みとはかなり違っていたのだが、でも面白かったです。島田荘司以降の日本の「新本格」「21世紀本格」からの影響がありありだが、そこに微妙に独特なスパイスが混入されているところがミソか。 # by plexplex | 2009-09-26 12:33
柴崎友香さんと喋っていて、磯崎憲一郎さん、青山七恵さん、山崎ナオコーラさん、鹿島田真希さん、福永信さん、名久井直子さん、古谷利裕さん、金氏徹平君が客席に居て、終了後に長嶋有さんが駆けつけてくれた……なんて豪華な。。。ご来場の皆様、ありがとうございました!
次回は少し開きますが、11月18日(水)、まもなく芥川賞候補作『まずいスープ』が単行本で出る(新潮社刊)鉄割アルバトロスケットの戌井昭人さんです。物凄く楽しみ。 # by plexplex | 2009-09-26 01:12
濃密な隠喩の連鎖から始まりながら、いつしか物語は剥がれ落ち、むきだしの意味と肉体だけが曝け出されてゆく。
やっぱりビデオの使い方が非常に巧い。映像なのに眼前の出来事に負けない生々しさがある。 前半は同じ吉祥寺シアターということもあって明晰の前作と同工異曲の感もあったが、ラストで、ある希望の片鱗のようなものが描かれた、と思った。幾分、虚を突くような感じもあり、そこに鼻白む観客も居たかもわからないが、僕としては、ずっと、絶えざる圧倒的守勢の闘争としての現在、に真っ向から向き合ってきた大橋さんが、ゼロ年代の終わりになって、遂に、出口を、この向こうを見出そうとしているさまに、素直に感動した、と書いておきたい。 会場で桜井さんに会った。帰りしな、「なんだか希望を感じるラストでしたね」と話しかけたら、「アワーミュージックみたいだ」と仰っておられた。ということは、たぶんおそらく、桜井さんも、同じものを見た、ということだ。 # by plexplex | 2009-09-24 10:33
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